ようやくエッセを倒し、親戚の人も元に戻り、一年が終わり、色々と一区切りがつきました。
そして、四月から始まった物語も九ヶ月が経った訳です。……三十話もかけてるのに。
これが良いペースか悪いペースかは判りませんが、どうしても戦っている場面には多くのスペースが割かれる訳ですから、仕方ないのかもしれません。
そしてとうとういぶきの大幅（？）パワーアップです。非協力的で暴力的で破壊的ないぶきに一番似つかわしくなさそうな回復・治療能力が付与されました。
いぶきは上に書いた通り。スオーラは帽子が加わって魔導書も変化してますし、ガン＝スミスは相棒がペガサスに変身できるようになったし。
最初から「強化」という意味の変化がないのはジュンくらいですかねぇ。町での常識は覚えましたけど。
エッセに通じないから地味に見えるだけで、元々戦士としては強いから強化の必要があまりない。おまけに地球では短剣だし。
ともかくこれで新型エッセにも「一撃」が通じるようになった訳ですが……苦戦期間がホントに短い。
もっと苦戦してからとか、劇的なパワーアップイベント展開の方が良いのでしょうが、アニメやマンガならともかく文章で修行シーンを延々とやっても面白くなさそうだし。
それに出てきている敵を放り出してまで特訓とかいうのもねぇ。まぁ戦隊モノなら割とちょくちょくありますけど。
追伸：ちなみに劇中登場の鳥型巨大ロボのスペックは、昔の鳥モチーフ戦隊の２号ロボと全く同じです。いや、考えるの面倒だったし。＜第31話に続く＞