『間違いだらけの和食講座 後編』
一升瓶に入った日本酒を一気に飲んで酔い潰れたエリカ。
一升という事は、現在の単位に直すと約一・八リットル。それを一人で一気に飲めば(というか、飲める事自体が異常なのだが)、よほどの酒豪でない限りは酔い潰れるだろう。
「まったく……エリカにも困ったものだな」
のんきな顔で寝息を立てているエリカを見て、グリシーヌも呆れ顔である。ただ、その表情には拒絶感はない。
これだけのドタバタの張本人にもかかわらず、こうした印象を相手に与えるのはエリカの美点かもしれない。
「エリカさん。大丈夫でしょうか?」
「寝てるだけだから、そのうち起きると思うけど……」
花火が心配そうにエリカの顔を覗きこんでいる。コクリコも「大丈夫かな」と言いたそうに、エリカの頬を軽く叩いていた。
そんな心配している面々をよそに、当の本人は幸せそうに寝息を立てている。
「……あれ? ロベリアの姿が見えないけど」
いつの間にか、ロベリアの姿が消えていた。
酒とみりんを間違えて怒鳴り込んできたにもかかわらず、何もしないとは。
普段なら「やられた借りは返す」と言わんばかりに何かしらしていくのだが。
「ホントだ。どこ行ったのかな?」
コクリコが楽屋を出てきょろきょろと見回す。しかし、ロベリアの姿はもちろんない。
「おおかた自分の部屋に帰ったのだろう。放っておけ」
グリシーヌがコクリコに声をかける。
そんな時、荷物を見ていた花火が、
「……大神さん。ここにあった包みがありませんが?」
その声に、全員が荷物の回りに集まる。
「ホントだ。そこに布でぐるぐる巻きになった箱みたいなのがあった筈なのに」
記憶力がいいのか、コクリコも花火の意見に同調する。
「……もしかして、酒の代わりにその荷物を持って行ったんじゃないだろうな?」
ロベリアならやりかねない、とつけ加えて大神が言うと、
「そうか。かわいそうになぁ」
心底同情した雰囲気の加山がぽつりと言った。
「何がかわいそうなのだ。貴公は泥棒に同情する気か?」
加山の言葉にグリシーヌがいら立ちを隠さずに意見する。
「いえ。あれは……正直言って、パリの人には耐えられないでしょうから」
「何の事だ?」
加山の言葉の意味がさっぱり判らないまま、グリシーヌが首をかしげた。


一方ロベリアの方は、長年に渡る流浪の盗賊生活で培われた身のこなしで、音も立てずに廊下を歩いている。
よく判らないながらも適当に荷物の中身を持ち出したからだ。
それは、布で何重にもくるまわれた箱のような荷物。
エリカが飲んでいた「ニホンシュ」らしき物がもう一本あったのだが、一番厳重そうに布でぐるぐる巻きにしてあったこれの方が、他の物よりは価値がある物なのだろう、と判断しての事だ。
少々饐えたような嫌な臭いがするが、他の荷物からも似たような臭いがしていたので気にしていない。
「ま、部屋に行ってゆっくりと中身を確認するか」
自分の部屋にもかかわらず周囲をしっかりと警戒し、最低限だけ扉を薄く開け、その隙間に素早く身体を滑り込ませるようにして中に入る。
その辺にあった木箱をテーブルの代わりにし、そこに包みをそっと置いた。
いつもの事だが、程度はともかく「仕事」が無事終わった後はどことなく気分がいい。この饐えたような臭いさえなければ言う事なしなのだが。
「しかし……日本の食べ物はみんなあんなに臭いのか?」
そう思って、包みをよく観察する。臭いが移ったのだと思っていたが、違う。この饐えた臭いの元は間違いなくこの包みだ。
ロベリアは「失敗したか」と思いはしたが、中を確認しない事には始まらない、と思い直し、慎重に包みを解いていく。
包みを解いたそこには、ロベリアが今まで見た事のない、かすかに光沢を放つ容器があった。
「見た事のないケースだな。でも、誰かが最初に開けてるみたいだな……」
じっくりとそのケースを観察・分析する。その仕種は爆弾の解体か厳重な金庫破りを連想させる真剣さだ。
しかし、その十秒後……。


エレベーターで地下にある倉庫――ロベリアの部屋に向かう。大神達が彼女の部屋の前に着くと、相当泡くった感じで当のロベリアが部屋から飛び出してきた。
「ロ、ロベリア。どうしたん……」
ロベリアはすかさず一番先頭にいた大神の胸ぐらを片手で掴み上げると、
「おい隊長さんよ。ありゃ何だ? 新手の細菌兵器か!?」
空いた片手でナイフを出し、大神の首筋にピタリとつける。それを見て、花火が小さく悲鳴を上げた。
「さ、細菌兵器!?」
ナイフよりも、いきなり出てきた物騒な単語に、大神達が驚く。
細菌兵器というと最先端の兵器というイメージがあるだろうが、実際はかなり古くから存在するのだ。
城(この場合の城とは、高い城壁で囲まれた街を意味する)の中に馬の屍体を投げ込んで、その病原菌で敵兵を病気にして戦闘力を落とすという戦法も過去に存在したくらいだ。
大神も一応は海軍中尉。そういった事が昔行われていたという話は聞いた事がある。
「細菌兵器とは聞き捨てならんな。この場を隔離して、慎重に調べる必要があるのではないか?」
グリシーヌがそう提案する。
「おっ。たまにはいい事を言うな。よし、隊長。行ってこい」
ロベリアは間髪入れずに大神の背後に回りこみ、その背をグイグイと押して部屋の中に押し込もうとする。
「ちょ、ちょっと待ってくれ、ロベリア。細菌兵器なんだろ!? 何の準備もしないで飛び込むのは危険じゃないのか?」
「うるさい! 隊員のために身体を張るのがアンタの仕事だろっ!?」
「わぁぁっ!」
ロベリアは問答無用といった様相で大神の背を蹴り飛ばし、それから間髪入れずに急いで扉を閉めて、ドアノブを押さえつける。
部屋の中に蹴り入れられた大神はつんのめってたたらを踏むが、どうにか転ばずに体勢を立て直す。
目の前にはロベリアが持ち出した大神の荷物の一つがあった。
見た事のない光沢を放つ容器の蓋が開けられて、中身が見えていた。その容器が手紙にあった「特製の密閉容器」である事は大神にも見当がついた。
「……なるほど」
その中身を見た大神は、加山が「かわいそうに」と言った理由も、ロベリアが細菌兵器と思って泡くって逃げ出した理由も判った。
大神は穏やかな顔でドアを叩きながら、
「大丈夫だよ、ロベリア。あれは細菌兵器なんかじゃないよ」
『そんな事でごまかされるか! あんな臭い物が細菌兵器以外の何だってんだ!』
ドアの向こうからロベリアの怒鳴り声が聞こえる。
「本当だよ。あれは細菌兵器じゃない。信じてくれ」
それでもロベリアは無言のままだ。ドアを押さえつけて開けるのを防いでいるのか、びくともしない。
「……俺の全財産を賭けてもいい!」
「全財産を賭ける」。その言葉にしばらく沈黙を守っていたロベリアだったが、ゆっくり開けたドアの隙間から顔を覗かせる。
「じゃあ、説明してもらおうか」
警戒心むき出しのロベリアが入口に立ち、グリシーヌ達がぞろぞろと部屋に入ってくる。
大神は、箱の中に入った藁束をそっと取り出して、
「これは納豆といって、日本の食べ物だよ。確かに臭いけど……」
「うわあぁぁっ!」
それを見たコクリコとグリシーヌが慌てて部屋を飛び出した。
「イ、イチロー! その変な臭いの何なの!?」
「いくら何でも、それだけは許容できん! 成敗してくれる!」
グリシーヌがどこからか愛用のポールアックスを取り出して構える。しかし、変な臭いのせいか少々腰がひけ気味なのが情けない。
「だから、これが納豆なんだよ。大豆を煮込んだ物を発酵させて作る物で、栄養も豊富な食べ物なんだぞ」
「とっとと燃やしちまえ、そんなモン!」
という大神の説明を全く聞かず、ロベリアが持ち前の霊力で手の中に火を作り出す。
「大神さん。日本の物を嫌いたくはないのですが、この臭いはちょっと苦手です」
申し訳なさそうな顔の花火に向かって加山が、
「仕方ないですよ。日本人でも納豆が苦手な人はいますから」
そう言って慰める。
確かに納豆は独特の粘りと臭みのために日本人でも敬遠する人が多いから無理もない。
「おいしいんだけどなぁ……」
藁束に入ったままの納豆を眺めつつ、大神はぽつりと呟いた。
さすがに巴里組四人の反対にあっては無理強いもできない。大神は藁束を容器に戻し、きっちりと蓋を閉じ、布でぐるぐる巻きにした。
「さっきから何の騒ぎだい?」
そんな声が聞こえて一同が入口を見ると、そこにいたのはグラン・マだった。
本名イザベル・ライラック。この「テアトル・シャノワール」の支配人にして、巴里華撃団の総司令官でもある人物である。
「ムッシュ・加山までこんな所にいるのかい?」
部屋の中に加山の姿を見つける。
「お邪魔してます。実は、大神宛に日本から荷物が届きましてね。中身は日本の食材だったんですが、それをみんなに見せようと、ここに持ってきたんです」
と加山がグラン・マに説明する。
「確かに、ムッシュ達には最高の贈り物だろうね」
グラン・マは大神と加山の二人を見つめて、なるほどと相槌をうつと、
「何だと? 貴公らはパリの品が気に入らぬというのか!?」
「そうじゃないよ、グリシーヌ」
不機嫌そうに声を荒げる彼女に、グラン・マがやんわりと止めに入る。
「人間っていうのは、故郷の物が一番性に合うのさ。それがどんな物であれ、あれこれ言うのは野暮だろう?」
「む……」
さすがのグリシーヌも、正論を叩きつけられては何も言い返せない。
「ご理解戴き、有難うございます」
馬鹿丁寧に頭を下げる加山。グラン・マの方は、
「でも、ここは劇場であって展覧会会場じゃないから、早く片づけてくれると助かるけどね」
「片づけるの?」
コクリコが寂しそうに言っているが、
「仕方ないよ。グラン・マの言っている事が正しい。残りの荷物は楽屋に置きっぱなしだし」
その時点で、エリカを一人きりにしている事に気がつく一行。
「エリカが何かしでかさないだろうな!?」。そんな思いを胸に、大急ぎで一同は元の楽屋に戻る。ところが……。
「エリカがいない!」
「荷物がない!」
楽屋の中には誰もおらず、また荷物の姿もない。
「荷物の方は、誰かが持って行ったのではないか?」
部屋の中を見回していたグリシーヌがそう言うが、それではエリカがいないという事に説明がつかない。
「あ、あのさ。ボク考えたんだけど……」
コクリコがおずおずと手を上げる。
「もうすぐお昼になるよね? ひょっとして、厨房にいるんじゃないかな……」
こうしてバタバタしている間に、既に時刻は十一時を回っていた。
「エリカだったら一人で食べちゃうかもしれないし……」
……充分考えられる。
「い、急ごう!」
いつもとんでもない事をしでかしてくれるエリカが、一体どんな事を……と少々青ざめた顔で厨房へ急ぐ。
ここシャノワールは劇場ではあるが、ここで出る料理も下手なレストラン顔負けの味であり、なかなかの評判なのである。
この時間なら、専属のコックが営業に向けての仕込みをしている時間帯だ。
厨房が近づくにつれ、厨房の方角から異様な臭いが漂ってきた。
「エリカくん!?」
鼻をつまんだまま厨房に飛び込むと、エリカは鼻歌混じりにガスコンロに向かっていた。
「あ〜。大神さ〜ん」
あはははと笑いながら振り向くエリカ。手の方は鍋の中をおたまでかき回し続けている。
どうやら、まだ酒が抜けてないようである。その証拠に、その鍋の中から漂う異臭に全く気がついていない。
ちなみに、料理の仕込みをしていたらしいコックは、彼女の足元で目を回して倒れている。
「エ、エリカ、何をしている!?」
同じく鼻をつまんだままグリシーヌが怒鳴る。
「何って〜、お料理ですよ〜。日本のものって〜、全然判らないんですけど〜、とりあえず〜、煮込んでます〜」
「判らないならやらないでよ……」
コクリコが力なく呟いた。
厨房にあるテーブルの上に大神の荷物があり、中を見ると、そこにあった品物総てがなくなっている。どうやら全部まとめて鍋に放り込んだらしい。空っぽの容器がそこかしこに転がっている。
いくら大神や加山でも、どんな味になっているのか想像もつかなかったし、どうやったらこんな異臭が漂う謎の物体ができるのか見当がつかなかった。
「エ、エリカくん。後は俺が代わるから、一休みしなよ……」
「そうですよ、エリカさん。俺達が日本の料理をごちそうしますよ」
とりあえず料理を止めさせようと思い、加山と二人でそう声をかける。
「……わたしの料理を食べたくないんですか?」
彼女は目に涙を溜めて、すがるようにじっと見つめてくる。
「せっかく大神さんに喜んでもらおうと思って、一所懸命日本食を作っていたのに……」
「うっ……」
二人はそのすがるような目よりも「これのどこが日本食なのだろう?」と言いたくなるような鍋の中身を見て後ずさった。
「大神さんの好みの味が出せないなんて、これじゃ大神さんの奥さんになんてなれませんね……」
「奥さん!?」
いきなり出てきた単語に大神の顔が凍りつく。いくらエリカが酔っているとはいえ、この発言には他のメンバーも黙っていない。
「イチロー! どういう事!?」
「貴公! 詳しく話してもらおうか!」
コクリコが凄い形相で睨みつけ、グリシーヌもポールアックスを構えている。
「ああ……大神さんが、エリカさんと婚姻の約束を……?」
花火もエリカの言った事を真に受けておろおろとしている。ロベリア一人だけが、
「おっ、痴話ゲンカか? やれやれ」
そう言ってケンカをあおり立てる。
「違う違う。エリカくんは酔っぱらって適当な事を……」
「どういう事だ!?」
「どういう事!?」
聞く耳もたんと言わんばかりの迫力でグリシーヌとコクリコが迫る。
「ふ、二人とも。俺の話を聞いてくれ。……なぁ、加山、助けてくれよ」
自分一人では皆の誤解を解けないと思い親友に助けを求めるが、その「親友」は既にこの場を去っていた。
まったく「親友」が聞いて呆れるとはこの事だ。
(こういう時こそ助けてくれよ、加山……)
グリシーヌとコクリコの「口撃」の集中砲火を浴び、たじたじになっている大神の元に、
「大神さん。できましたよ〜。エリカ特製のスープです〜」
エリカが異様としか表現できない臭いを放つ謎の物体の入った鍋を持ってきた。
これにはさすがに一同閉口し、
「エリカ。まず自分で味をみたのか?」
「大丈夫ですよ〜。今日のスープは自信作なんです〜」
グリシーヌが嫌そうな顔で訊ねているのに気がついた様子もなく、目をとろんとさせたまま答える。
「さ。大神さん。故郷の味をた〜くさん食べて下さいね〜」
そう言うと、いつの間に用意してあったのか、スープ皿を出し、それにどろりとした謎の物体をよそった。
「はい。召し上がれ」
酔いが回ってとろんとした目ではあるが、極上の笑顔を見せて、皿を大神の前に置いたエリカ。
反対に、顔が引きつって最悪の不安顔になっている大神。
「さ。グリシーヌさん達もどうぞ〜」
「え!?」
いきなり話の矛先が自分達に向いて、慌てる一同。
「エ、エリカ。済まぬが、今日の昼食は先約があるのだ。またの機会という事にしてもらえぬか。行くぞ、花火」
ぎくしゃくとした答え方で花火の手を引いて厨房を走り去るグリシーヌ。
「ボ、ボクは、サーカスの動物達にごはんをあげに行かなくちゃ」
いかにも繕った笑顔でいそいそと厨房を出て行くコクリコ。
「ア、アタシは行きつけのバーで飲み直して……」
そう言いかけたロベリアの肩を、エリカがぽんと叩く。
「な、何だよ、お前……」
「ロベリアさんも食べて下さいよ〜」
肩に乗せた手に力がこもる。顔は笑顔だが、その手だけは「絶対逃がさない」と叫んでいるようでもあった。
「は、離せ、エリカ!」
「ダメです。みんなで仲良くお昼ごはんにしましょう〜」
ロベリアは渾身の力で振り解こうとしているがびくともしない。エリカのどこにこんな力があったのだろう、と真剣に考えていた。
さらに、エリカの空いた手には「謎の物体」をすくったおたまが握られている。
「さ。ロベリアさん……」
満面の笑みを浮かべたエリカがおたまを持って近づいてくる。
エリカの笑顔は死刑執行書。手に持つおたまはギロチンの刃。
今のロベリアには、そうとしか見えなかった。ロベリアの顔から一気に血の気が引いていく。
(……殺される!)
ハッキリ言って、怖い。笑顔なだけに余計怖い。
これまでの人生で数え切れない修羅場をくぐり抜け、辛酸を舐めてきた筈の彼女が、心の底からそう思う程に。


結局ロベリアは、エリカ曰く日本のスープという「謎の物体」を無理矢理おたまで飲まされて、三日間寝込むはめになった。
大神の方は寝込むのは一日で済んだが、その後たった一つ残った日本からの贈り物・納豆を、しみじみと噛みしめる日が数日ほど続いた。
一方、騒ぎの張本人のエリカはこの日の出来事を問われ「何も覚えてないです」と爽やかな笑顔で答えた。
そして、それを見て深いため息をついたグリシーヌに、涙ながらにこう言われたという。
「……慣れぬ事は止めてくれ。頼むから」

<間違いだらけの和食講座 終わり>


あとがき

「間違いだらけの和食講座」。いかがでしょうか、お味(笑)の方は?
このサイト初の「サクラ大戦3」ネタです。前回のはテーブルトークのリプレイであってSSではありませんから。
けど「3」はPlayしてないって人、意外といるからなぁ。ネタが通じるといいのですが。
しかし……あとから読み返してみると、大神さんかわいそうすぎるし、エリカを「バカ」にしすぎだし、ロベリア不幸だし、ファンにケンカ売ってますな、絶対。

管理人は、実は日本食好きです。ファミレスでご飯の時は「スパゲティ」か「とんかつ定食」のどちらかというくらい(おい)。
この話のタイトルはああなってますが、各所の日本の食材に関するうんちくめいた数行はホントの事です。
ただしみりんに関しては、加える事があります。
実は、現在の酒税法云々で、今のみりんには塩などを入れないとならないらしく、そのまま飲むとトンでもない事になるそうです。
ちなみに完全にお酒に分類される「本みりん」と糖類や調味量を加えたアルコール度1%未満の「みりん風調味料」の二種類があり、今売られている「みりん」の大半は後者になります。

いつも通り、タイトル元ネタバラシコーナー。
今回は「間違いだらけの恋愛講座」というカナダの映画をもじりました。
作家志望の黒人青年が、恋人がいるにもかかわらず様々な女性をナンパし、その恋愛模様と結末をコミカルに描いた恋愛映画……らしいです。
さすがにこれは見た事ありません。おまけに、ちょっと調べた所によりますと原盤は輸入禁止らしい。
……アダルトじゃないっぽいんですが、何があったんでしょう??
言うまでもない事ですが、この本編とこの映画との関連性は『全く』ありません。


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