『くたびれ儲けのショッピング 後編』
「これ食べてるんだよ」の言葉通り、河川敷の土手に腰掛け、途中にあった自販機で買ったお茶をすすりながら美味しそうに駄菓子を頬張るクルツ。
宗介も先程貰った「うまい棒」をポリポリとかじっている。
「なかなか美味いだろ。名前の通り」
「ふむ。少々ソースの味が強いが。なかなかだな」
十五センチ足らずのうまい棒を食べ終え、しばらく空を見上げてぼーっとしていたクルツが宗介に話しかける。
「ソースケ。カナメとうまい事やってるか?」
その言葉に宗介の顔が曇った。そのまま無言でうつむく。
「やれやれ。お前の不器用さは、もはや世界遺産級だな。せっかくだから遺産登録するか?」
宗介にそんな冗談につきあう感覚はない。無言のままだ。クルツは頭をかきながら、
「人生なんて、映画みたいにうまく行くとは限らないけどよ。そういう時はとにかく謝っちまえ。恥も外聞も気にすんな」
クルツがそう言った時、遠くの方からヘリのローター音が聞こえてきた。
「……来たな」
「ああ。行くとするか」
手早く荷物をまとめて立ち上がると、ダラダラとしていた二人は油断なき凄腕の戦士と化した。
が、そんな雰囲気をぶち壊すような電子音が宗介のポケットから鳴り響いた。
「はい。こちら相良」
『あ。繋がった。あたし。稲葉だけど』
「稲葉か。何の用だ」
『カナメが大変なのよ。今すぐ調布駅南口のターミナルまで来て! 急いでよ!』
それだけ告げると唐突に電話は切れた。
(何なのだ、今のは……?)
宗介の頭にばらばらと「?」マークが浮かんだが、
(あれだけ緊迫した調子で「千鳥が大変」と言ってきたという事は、彼女の身に何かあったのか!?)
彼の頭の中に、みんなで歩いている時に一瞬にして車で連れ去られたかなめの姿が思い浮かんだ。普通の誘拐よろしく薬で眠らされ、ロープで縛られている。
これがもし、彼女を狙うテロリストや諜報機関なら大変な事になる。もちろん単なる誘拐だって彼女の無事が保証されている訳ではない。
どちらにせよ、彼女は連れ去られた先で心身共に傷つけ、もしくは汚されるやもしれない。はたまた命を奪われ、深い山林にでも埋められてしまう可能性もある。
そう判断すると行動を起こすのは早かった。
「千鳥に何かあったようだ。待機命令が出ているが、こちらの方が最優先だ。今から行かねばならない」
焦りすら感じられる珍しい表情で宗介が調布駅の方をきっと睨みつける。クルツは対照的に涼しい顔で、
「だったらさ。アレ、使えばいいじゃん」
そう言って彼は頭上を指差した。
そこにはローター音とエンジン音をまき散らして降りてきた「透明の」ヘリコプターがあった。


「……ふう。これならあんなバカでもすぐに来るでしょ」
得意げな顔で電話を切った瑞樹は、ベンチに腰掛けている青ざめた顔の「かなめ」を見下ろした。
「あ……あ……」
何か言おうとするが、何故かうまく口が動いてくれない。
「何? ケンカしたばっかりの彼に会いたくないって気持ちはわかるけど。そういう時こそ罰だの何だの言ってこき使わなくっちゃ。そのくらいしか、オトコの使い道なんてないわよ」
「そーじゃないのよ、ミズキ!」
かなめは瑞樹の肩を掴んでガクガクと揺さぶりながら、
「アイツはタダのバカじゃなくて『戦争バカ』なのよ! あんな言い方したら、あたしが誘拐でもされたみたいに聞こえるでしょ!? 特殊警察みたいな完全武装とか、戦車やアーム・スレイブとか持ち出してきたらどうしてくれんのよ!!」
アーム・スレイブとは、このところの紛争等で幅を利かせている全長八メートル程の人型兵器の事だ。
「それこそ飛んで来てくれるんじゃないかな? それに、そんな格好で来るって事は、それだけカナちゃんが心配って事じゃない?」
青ざめた顔のかなめに、恭子の方もお気楽な調子でなだめに入る。
ここは、調布駅南口バスターミナル。ターミナルと京王線の線路に挟まれたそこは、カラータイル張りの少々開かれた空間になっている。
三人の少女は、そこに設置されたベンチでひと休みしている、という訳である。
彼女たちの足下には、大きめの箱が入ったパルコの手提げ袋がいくつか置かれている。
安売りの品を瑞樹が店員を脅すような迫力で値切り倒して買い込んだ物である。
かなめと恭子もそのご相伴に預かって、買おうとしていた物をかなり値切ってもらって買っていた。
その哀れな店員もかなり泣きそうになっていた事はつけ加えておくべきか。
「でも、よくこれだけ買えたよね。ミズキちゃん凄い迫力だったよ」
手提げ袋を見下ろした恭子があっけに取られた調子でつぶやく。瑞樹はふん、と鼻を鳴らすと、
「あったり前じゃない。ああいう所って、値札の半額で売ったって儲けが出るのよ」
「そうなの?」
などと会話をしていたが、いきなり瑞樹がかなめの前に立ち、
「そうだ。こういう時こそ確認しておかないと」
「な、何を?」
座ったまま意味もなくあとずさるかなめに、瑞樹は顔を近づけて、
「カナメは、アイツの事ホントはどうなの? 好きなの?」
「は?」
「だって、今みたいに心配するなんて。ケンカしたばっかりとは思えないし」
「あ……あたしは、あいつ自身はどうなったって、別に……」
そこで、いつの間にか後ろに回っていた恭子がかなめを羽交い締めにする。
「ちょっと、キョーコ。何すんのよ」
「え? あたしも気になるもん。カナちゃんと相良くんの仲」
「そうそう。他人の恋路は気になるのよ。年頃の女子高生としては」
「それって、タダの好奇心でしょ!?」
「そうとも言うかな」
「何であたしがあんたたちの好奇心を満たさなきゃならないのよ!?」
そんな風にじゃれあっている所を「上空から」見られているとは露知らず。そんな三人を双眼鏡で見ている宗介は、
「まずい。千鳥が同年代の女に羽交い締めにされている。あれでは周囲の人間は友人同志のじゃれあいとしか見ない。手口は大味だが、なかなか巧妙だな」
そのままヘリのパイロットに向かって、
「この真下に降りてくれ。地上五メートル程の高度になったら飛び下りる。クルツはここからサポートを頼む」
クルツは無言でうなずき、手の中にあるリボルバーの弾丸を確認している。パイロットが不安そうな顔で、
「軍曹。無茶ですよ。こんな町の真ん中で……」
「緊急事態だ。頼む」
乗り込む時にも言われたセリフに、しぶしぶパイロットはそのまま下降を始める。
ヘリは透明化したままぐんぐん下降していく。
地上に近づくに従って、ローター音に気づいた者が不思議そうに上を見上げ始める。かなめ達も言い合いを中断して上を見ている。
「何だろ、この音?」
恭子が不思議そうに上を見上げる。何もないのにバラバラバラッとうるさい音が辺りに響いている。
ついでに風まで強くなり、三人の髪が叩きつけられるような風の中で泳いている。
一度経験のあったかなめだけが凍りついた顔のまま、
「キョーコ。あんたがあんな事言うから、ホントに飛んで来ちゃったじゃない……」
しかし、バラバラという音の為か、その声は二人には聞こえなかった。
頭上五メートルくらいの空間がいきなりバカッとずれると、そこから宗介が飛び下りて来た。
あっけに取られた三人はその場に固まったまま、着地する彼を見ている。
宗介は膝を柔らかく使って着地。ショックを相殺する為に転がって受け身を取ると、かなめの右側約五メートルの所に、膝をついてしゃがんだ格好で銃を突きつけて、発砲!
たたん! たたん!
「ちょっと、ソースケ、ダメだってば!!」
かなめの叫び声も虚しく、恭子と瑞樹はゴム・スタン弾を受けて身体をのけ反らせて悲鳴を上げ、あっさりと地面に倒れて気絶した。
彼は相手が倒れるのを確認すると、ゆっくりと銃をしまい、立ち上がった。
「怪我はないか、千鳥」
ローター音の為か少々怒鳴るような声で宗介が言った。かなめはベンチから立ち上がり、一直線に彼に向かって歩いてくる。
「バカかあんたは!?」
ぐしゃ。
至近距離からのマッハを超えたストレートが宗介の顔面に決まる。ギャグマンガならば間違いなくかなめの拳が彼の顔にめり込んでいるであろう威力だ。
だが、これはギャグマンガではないので、彼は後方に数メートルほど吹き飛ぶ。しばらく身動き一つしなかったが、いきなりむくりと起き上がると、
「……理由を聞きたい。君はあの二人に拉致されようとしていたのではないのか?」
「よく見なさい! あれはキョーコとミズキだってば!」
その声で倒れている二人を確認しに行く。確かに宗介も良く知っている常盤恭子と稲葉瑞樹の二人である。間違いはない。
「……俺とした事が」
暗い顔のままうつむいている。さすがに自分のしでかした事に気づいたか、とかなめが安堵したのもつかの間、
「この二人が、テロ組織の手先だと見抜けなかったとは……」
「まだ言うか、このボケボケ軍人!!」
故アンディ・フグ顔負けのかかと落としが彼の後頭部に命中した。宗介は再びばったりと地面に倒れる。
その頃、ヘリの方に無線が入っていた。
「は〜い。こちらクルツくんで〜す」
『何バカやってんの、あんたは』
先程と同じメリッサ・マオ曹長の怒鳴り声が響く。
『待機命令の件だけど、あれ、なくなったから』
「はぁ!? 何だよ姐さん、それ」
『応援要請をしていたインドネシア軍が、ダメモトで突入したらカタがついちゃったのよ。だから、今回の任務はナシ』
「……ひっでぇ」
『あんたがすねたって可愛くないの。そのまま休暇の続きにすればいいでしょ? 今度酒の一杯でもおごるから、機嫌直しなさい』
「その後で姐さんの添い寝つけてくれる? それも一晩中」
『……っざけんな』
マオが短く吐き捨てるように言った後、そのまま無線は切れた。
クルツは仕方なくヘリを降り、手を振って遠ざかるヘリを見送っていた。ただし、そのヘリは透明だったが。
「よっ、カナメちゃん。お久し振り」
こめかみを擦るような敬礼を送り、宗介を殴り疲れたかなめが肩で息をしていた所にやってくる。
「ま、その辺で勘弁してやってくれ。ソースケは君の身を案じて、だな……」
そこでクルツの動きが止まった。そして、かなめにこっそりと耳打ちする。
「あそこで倒れてるショートの女の子。カナメちゃんの知り合い?」
「うん。稲葉瑞樹っていうの。同じ学校の友達」
「そ、そう」
そのままくるりときびすを返した時、ガシッと肩を掴まれた。
「クルツくん。さっきミズキをナンパしてたんでしょ? 彼女が言ってた特徴を聞いて、まさかとは思ったんだけどさぁ」
「な、何の事かな?」
明らかに狼狽の色が浮かべて振り向いたクルツの肩を掴んだまま、かなめがにこやかな笑顔で言った。
「ネタはあがってんのよ。お尻触って張り倒されたんですってね」
笑顔は笑顔だが、その声には歴戦の彼をも凍りつかせる恐怖があった。


「……あ。もしもしショーコ。あたし。実はPHSから携帯に買い替えてさ、番号変わっちゃったのよ。今から番号言うから。いい? え〜っとね、〇九〇の……」
かなめが新品の携帯電話で友達と喋っている。
「う〜ん、美味しい。おごってもらった物って、どうしてこんなに美味しいのかしら」
瑞樹がうれしそうにクレープをぱくついている。
「あはは。そーだよね」
恭子も同意して麩菓子――もちろんクルツが持っていた物だ――をかじる。
場所は新宿駅東口。靖国通り沿い。
女の子三人が楽しそうにお喋りながら歩いている。
そんな三人を大荷物を抱えた宗介とクルツが唖然と見ていた。
「何やってんのよ! さっさと着いて来なさい!」
少し距離の開いた二人に瑞樹が怒鳴りつける。クルツが呆れ顔で、
「おいおいミズキちゃん。こっちは大荷物抱えてるんだ。もう少しゆっくり歩いてくれたって……」
そのセリフを聞いた瑞樹はずんずんと彼の元まで歩いて、下から覗き込むように睨むと、
「ふ〜ん。それなら今すぐそこの交番に一緒に行って、『この人がチカンです』って言ってあげようか?」
「遠慮しときます」
間髪入れずに真面目な顔でクルツが言うと、
「カナメのヤツが穏便に済ませて欲しいって言うから、しょーがなく我慢してるってコト忘れないでよね。本来なら、身ぐるみ剥いでから三枚におろして、タタキにした後に問答無用で警察に突き出してる所よ」
瑞樹がギロッとクルツを一瞥する。
「ミズキちゃん。それって過剰防衛」
冷静な恭子のツッコミをまるで無視して、
「感謝しなさいよ。このあたしが女神のように心が広くて優しい事にね」
ふん、ときびすを返してすたすたと歩く。こんな事を自分で言うあたり、やっぱり良い性格である。
「二人とも、大丈夫?」
さすがに心配になった恭子が声をかける。
「案ずる事はない。元々は俺の失態が招いた事だ。それよりも、君の方こそ大丈夫か? ゴム・スタン弾とはいえ、かなりの痛みが残っている筈だ」
「うん。まだちょっと痛いけど。でもいいよ。それだけカナちゃんが心配だったんでしょ、相良くん」
撃たれた脇腹を押さえて明るく笑ってみせる。そんな恭子の姿にクルツがしみじみと語る。
「キョーコちゃん。君ってホント優しいなぁ。その優しさが、前の二人にもあれば……」
「キョーコ。そんなヤツら甘やかす事ないって」
かなめが二人をジロッと睨んでいる。その言葉には、まだいくぶん刺々しさが残っていた。
「大丈夫だよ。ミズキちゃんはともかく、カナちゃんの方は口で言ってる程怒ってないから」
恭子は小声で二人にそっとフォローを入れる。
そんなやり取りをしているうちに瑞樹がとある店の入口に立った。これから戦いでも始めるかのように「よしっ」と気合いを入れている。
「次はこの店ね。ガンガン行くわよ〜」
「ミズキちゃん。まだ買うの?」
「あったり前でしょ? このくらいじゃ罪滅ぼしにもならないわよ」
確かに、チカンにあって銃で撃たれては怒るのは当然だ。
「そろそろ勘弁してあげようよ。何か、可哀想になってきちゃった」
恭子がどことなくしょぼんとしている。そんな彼女を見た瑞樹が、
「いいのいいの。特にあの外人には、このくらいしてもらわないとね。第一、カナメが良いって言ってるんだし」
そんな瑞樹を黙って見ているかなめの方は、宗介の金で新しい携帯電話を買っていた。
Eメールや高速でのインターネット、添付ファイルの受信も可能な七〇〇〇〇色TFT液晶フルカラーの大画面に、FM音源+三二和音着メロとデジタルカメラまでついた最新モデルだ。
ついでに言えば、通話料の引き落とし先は宗介の口座になっている。
更に言えば、これまでの三人の買い物(といっても買ったのは殆ど瑞樹だが)・食費・交通費は、すべて宗介とクルツの二人が自腹で負担しているのだ。
結局の所、買い物とは「物を買う」から楽しいのである。他人の金ならなおの事。何だかんだ言っても、それが真実である。
「千鳥。君の電話は俺が壊してしまったから、それを弁償するのはわかる。だが、それ以外の品物の代金を、何故俺までもが支払わねばならないのだ?」
宗介がもらした不満そうな声にかなめは、他の二人に聞こえないように、
「『軍隊では、一人の失敗は隊の全員で責任を取る』って言ってたわよね?」
そう言われると、宗介も何も言い返せず黙ってしまう。
「でもさ。もうそろそろご飯の時間だし。どっかで何か食べよっか」
かなめの出した提案に、瑞樹は手を上げて即賛成する。
かなめと瑞樹はあれこれ言いながら、クルツが持っていたぴあMAPで良さそうな店を探している。もちろんここぞとばかりに高そうな店を選んでいるのは言うまでもない。
「……クルツ。女というものは、買い物が好きなのか? それとも、浪費が好きなのか?」
「さぁな。今度姐さんにでも聞いてみろよ。それよりこっちは金が底を尽きそうだ。何であんなに買うモンがあるんだ、今時の女子高生ってのは」
宗介とクルツのぼやきを聞いてか聞かずか、かなめが二人に向かって、
「お店決まったし、移動するわよ。西口に出るから向こう行って」
「え? 来た道戻るのかよ」
完全に疲れ切ったクルツの口がだらしなく開く。宗介のヘの字口も疲れてしまりがなくなってきた。
かなめは宗介とクルツの間に割って入って、二人の腕に自分の腕を絡ませる。
「泣き言を言わない。ね」
かなめの胸の感触が二の腕に伝わっているのかいないのか、微妙な密着感。
「……了解」
「……はいよ」
宗介はちょっと驚いて、クルツはほんの少しだけ元気に答えた。それからかなめは二人から離れると、
「さ。行こ行こ。美味しい料理があたしたちを待っている!」
おーっと三人が腕を振り上げ――かなめと瑞樹はにこやかに。恭子は少々苦笑いで――軽やかに駆け出した。
クルツはそんな三人を見ながら、自分の腕に微かに残る感触を堪能しつつ、
「男って、悲しいなぁ」
ボソッとつぶやくその顔には、引きつった笑みが浮かんでいる。
「……世界で初めて『女は魔物だ』って言ったヤツ、褒めてやりてぇ」
「言葉の意味は良くわからんが、屈強な戦士よりも恐ろしいな。女というものは」
クルツと宗介の二人のつぶやきは、前を行く三人に聞こえる事はなかった。

<くたびれ儲けのショッピング 終わり>


あとがき

相も変わらずバカな話です。肩肘張らずにのんびりと楽しんで頂けましたでしょうか?
ですが、今回の話はかなり卑怯です。私のとある一日を元にしてるんですから。
とりあえず、プロットだけ書いておきます。

壱 路面電車を待っている時人にぶつかって、その人の携帯を線路に落としてしまった。線路に降りて拾い、平謝り。
弐 都内池袋でアニメイト・まんがの森などに寄り、最後にサクラ大戦のお店「太正浪漫堂」で駄菓子を購入(ホントに売ってます)。
参 その足でオフ会で居酒屋へ。立ち上がって乾杯したら、通りすがりの人がぶつかってきて、コップの中身(烏龍茶)を向かいの人(♀)にぶちまけてしまった。もちろん平謝り。
その後でDDR5回分おごらされました。

これらの事実をさんざんいじくり回して膨らませて作ったのが今回のお話です。
そんな訳で、SSが思い浮かばないという皆様。こういう方法もありますよ。

ちなみに、劇中でクルツが寄った日堀(ホントは日暮里)駅のそばには駄菓子の問屋街があります。
地元なのでつい使っちゃいました。夏には花火を。秋には文化祭で使う駄菓子を求めにくる学生さんも多いそうです。
あ。もちろん小売りもしてます。お近くへお越しの際は、ノスタルジックな感覚でどうぞ……って観光案内してどうする、自分。
ちなみにこの話の為だけに「うまい棒」が一本売れました(笑)。ただしコンビニで。


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