『空白を埋める者 後編』
『轟雷号、あと一分でこちらへ到着します』
「了解。なるべく急いでくれないと、身体がもたない」
「私も、これ以上は勘弁して欲しいですね」
そう言って、かすみが三條の背後をケアする。
二体の降魔が、二人を挟むようにして立っている。
「もう一発、できるか?」
「最終手段はとっておきましょう。先程は隙を突けただけなのかもしれません」
「厳しいな。もう独鈷は残っていないぞ」
「矢も尽きましたし、どうします?」
背中越しに交わされる会話にも、最初の頃のような余裕はない。
口調にもまして、表情が厳しいものになっていた。
「せめて、一体だけならな」
三條の言葉に、翔鯨丸からあやめが答える。
『月組の二人は収容できたわ。今、夢組の結界士がこちらへ向かっているわ』
「結界士って言っても、かすみの結界術を超えられるわけじゃないでしょう」
『……そうね』
一瞬の間を置いて、あやめの解答が三條へ届いた。
その間にも、降魔はゆっくりと輪を狭めている。
「かすみ、後ろは振り返るな。目の前だけに集中しろ」
「わかりました。突破口を開きます」
かすみが足場を固め、霊力を高める。
それに呼応して、三條の手が印を結び始める。
『援護、いきます』
翔鯨丸の対地迫撃砲が火を吹いた。
しかし、霊力の充分に残っている降魔には届かない。
霊力の壁が、砲弾を弾き返していた。
『……どうですか?』
翔鯨丸からは砲弾のあげた煙で確認ができなかったのか、椿が報告を求めた。
「……戦果はゼロのようよ」
『今のを上回る兵装はありませんよ。これで無理なら』
「私達で何とかするしかないわ」
椿の台詞を最後まで言わせずに、かすみがピシャリと締めた。
砲弾の煙が晴れる前にと、三條がかすみを追い抜いて前に出る。
視界が無い中でも霊力体の動きは感じる事が出来るのか、降魔の爪が音を立てて振り下ろされる。
寸出のところで爪をかわし、三條は降魔に印を突き付けた。
「混流対魔術・圧」
降魔を締め付けるような霊力の輪が、しばらくの間だけ、降魔の動きを止めた。
その隙を突いて、かすみが三條の方へ跳んだ。
しかし、背後から飛ばされた降魔の酸が、かすみの足をかすめる。
「クッ」
着地できずに、かすみがゴロゴロと地面を転がる。
体勢は立て直したものの、足首に酸を食らったのか、立ち上がる気配は見せなかった。
「立てるかッ?」
「今ので足首が……」
目だけはしっかりと降魔を捉えながら、かすみがそう答えた。
三條が現場からの離脱経路を頭に描いた時、降魔二体は既に二人の方を向いていた。
「もう、避けられません」
「霊力を集中させろ。どちらか一体でも活動を止められればいい」
三條がそう言ってかすみの肩に手を置いた時、降魔の周囲に弾丸の嵐が吹く。
翔鯨丸からの支援砲撃で無い証拠には、砲弾の煙も無く、兆弾の気配もなかった。
「何だ?」
「これは、まさか」
突然の出来事にやや唖然とした二人に、凛としたマリアの声が響く。
『花組、マリア・タチバナです。遅くなりました』
「マリアさん!」
『今撃った弾丸は、霊子水晶に私の霊力を込めたものです。降魔を牽制しつつ、地面へ打ち込みます』
台詞が終わると同時に、降魔の足元へマリアの放った銃弾が突き刺さる。
霊子水晶そのものの物理的作用は小さいものだが、霊力を伴った攻撃は降魔にとっては脅威だった。
事実、降魔が咆哮を上げてマリアの光武を威嚇する。
「三條さん、制御に入ります。すみませんが、私を邪魔の入らないところへ」
「わかった!」
両腕を使って虚空に紋章を描き始めたかすみを、三條が抱えて運ぶ。
二人の動きを援護するように、マリアが銃弾を放つ。
降魔の動きを牽制するだけならば、修復が未完了なマリアの光武でも充分だった。
『副司令、霊子水晶はどの範囲まで地面に撃ち込めばよろしいのですか?』
『三條君に聞いて』
マリアの戸惑いが、射撃に僅かな隙を生んだ。
その瞬間を狙って、降魔が反撃を開始する。
『三條隊長、説明をッ』
「降魔の動きを牽制し続けてくれ。霊子水晶の数は足りている」
『わかりました。ですが、ダメージは与えられません。それに、光武の稼動保証もありませんが』
「可能な限り続けてくれ。それほど時間はかけない」
『了解』
その時、紋章を描いているかすみが、わずかに表情をしかめた。
それに気付いた三條が尋ねる前に、かすみが指示を出す。
「三條さん、霊子水晶が励起状態になっていませんっ」
「わかった。刺激してみよう」
かすみを地面に下ろし、三條が地面を蹴った。
マリアと三條の動きに連動性はなかったが、その分、降魔の判断は遅くなっていた。
その隙を突き、三條が今までになく大きな術を仕掛ける。
「混流対魔術・陥」
三條の仕掛けた術に反応した霊子水晶が、先程までとは違いが目に見えてわかるほど、大量の土砂を跳ね上げた。
同時に、降魔の両足が地面へ埋まり、身動きの取れなくなった降魔が悲鳴を上げる。
「かすみッ」
苦し紛れに飛ばされた降魔の酸をかわし、三條がかすみの名を叫ぶ。
それに反応するかのように、地面に巨大な紋章が浮かび上がった。
「“万物の理において 高きより低きへ 動より静へ ただそこに残されしは無と静”」
かすみの詠唱する文句に反応し、紋章内の霊力が紋章の外へと流れ始めた。
霊力の流れが起こす風から逃げるように、三條とマリアが撤退する。
「“我 万物の理において ただここに静寂のみを与える”」
紋章の中に、霊力の流れに霊力を持ち出され、自らの霊力を失った降魔だけが存在していた。
同時に、紋章のすぐそばには高出力の霊力が充満し、紋章という堰を突き破らんとしている。
紋章内の霊力が失われたことで、三條の放った“陥”から解放された降魔が動き出す。
「混流結界術・霞!」
堰を切ったように、紋章の周囲に充満していた霊力が紋章内へ流れ込む。
圧倒的な圧力に抵抗できなかった降魔が、その肉体を崩壊させる。
「グゴッ」
「ガァッ」
断末魔の悲鳴を上げながら、降魔が体液と霊力を撒き散らし、地面の中に沈む。
濁流のように不規則な動きを見せて、霊力が紋章の中の全てのものを押し潰していく。
「……タチバナ隊員、無事か?」
紋章の外から成り行きを見守っている三條が、ヘッドセットを通してマリアへと話しかけた。
戦士としての勘が勝ったのか、三條の予想に反して、マリア機は紋章からかなり離れた場所へと退避していた。
『無事です。光武、私、共に問題ありません』
「了解した。では、戦果を見届ける前に翔鯨丸に収容してもらってくれ」
『了解。かすみの収容は?』
話の間に、紋章の中の霊力の奔流が勢いを失っていく。
紋章内の何もかもを押し潰した霊力も、津波の後の波のように地面へと沈んでいく。
「僕がする」
『では、お先に』
三條のいる場所から少し離れた位置で、光武の動く音が聞こえてくる。
三條はマリア機が無事に動いているのを確認して、ゆっくりとかすみのいる場所へと歩き出した。



「何なんですか、かすみさんのアレは……」
翔鯨丸で一部始終を見ていた由里の第一声は、椿にしても同じ思いらしかった。
風組二人の視線に、それまで厳しい表情で指揮を執っていたあやめがやや表情を緩める。
「本人に聞いてみるといいわね」
独特の困った表情を見せる上官に、由里と椿が頬を膨らませる。
「かすみさんが教えてくれるわけないですよ」
「そうですよ」
二人がそう言った時、アラーム音と同時に、翔鯨丸に収容されたマリアが艦橋へ姿を現した。
綺麗な敬礼であやめへの挨拶を終えたマリアは、そのまま彼女の定位置である花組待機席へ腰を下ろした。
そのマリアへ、あやめが声をかける。
「お疲れ様。訓練の具合はどう?」
「はい。実戦への参加は問題ありませんが、光武の出力が問題だと思います」
「わかっているわ。ただ、出力が上がったとして、貴方はそれを使いこなせるのかしら」
「……難しいですね。花組での自分の立場と、私の持つスキルを組み合わせる事が出来ていません」
「貴方の技術を駆使するのは、花組が崩壊したときにして頂戴。今の貴方に求められているもの、わかるわね?」
あやめの言葉に、マリアが無言で頷く。
一瞬にして戦闘後の緩やかな雰囲気は影を潜め、マリアの放つ笑う事が許されない空気で染まる。
『翔鯨丸、聞こえているか?』
そのせいか、いきなり入って来た通信に、由里の反応がワンテンポ遅れた。
「あ、はい」
『藤井隊員を収容した。僕たちを回収して欲しい』
「わかりました。今、そちらへ向かいます」
『そこに医療器具はついているか? せめて応急処置くらいはしておきたい』
「どの程度の症状ですか?」
『降魔の酸にやられた。神経は繋がっているし触覚も残っているが、自力で歩けそうにない』
「それでは、帝劇の治療室まで持ち堪えられますか? 翔鯨丸の医療設備では難しいと思います」
『了解した。かすみ……』
途中で電波状況が変わったのか、三條の声が途切れた。
それもその筈で、翔鯨丸は早くも二人の真上に到達していたのだ。
翔鯨丸の起こす風が、三條のマイクに拾われたようだった。
「副司令、三條隊長と藤井隊員を収容します」
「えぇ、やって頂戴」
艦橋に顔を出した乗組員が、あやめの返事で、またすぐに艦橋から姿を消す。
あやめが進路を帝劇へ向けさせていると、再び艦橋の扉が開かれ、かすみが三條に支えられながら立っていた。
「任務、完了しました」
「降魔三体の撃破は確認しました。お疲れ様、かすみ」
報告にあったかすみの足首に視線をやり、あやめはホッと息をついた。
確かに歩くのが辛そうではあるが、すぐに治る程度の怪我だ。
二、三日の戦闘参加は無理だが、一週間も戦列を離れるような怪我には見えなかった。
「足首、大丈夫かしら」
「えぇ。二、三日は無理ですけど」
かすみの見解も、あやめと同程度のものだった。
あやめがついた安堵の吐息が聞こえていたのか、艦橋内の空気が再び緩やかなものへと変わる。
先頭を切ってその風を捕まえたのは、航路設定には一切関わることのない由里だった。
「かすみさん、見ましたよ! 何ですか、あれは。しかも何勝手に“恋の列車”とか言ってるんです?」
機関銃の如き由里の言葉に、舵を取る椿が付け加える。
「そうですよ、かすみさん。あれ、私達三人のテーマソングなのに」
帝劇三人娘の他二人からの攻撃に、かすみが花組待機席に座って苦笑しながら答える。
「何か言わないと、サマにならないでしょ」
「そのわりには、見事な連携だったように見えるわ」
「もぅ、あやめさんまでそんなこと言って……」
頬を染めたかすみが、明らかにからかっているあやめを睨み付ける。
その視線を微笑みでやり返し、あやめはかすみの隣で汗を拭いている三條へと視線を移した。
あやめの視線に気付いた三條も、汗を拭く手を休める。
「お疲れ様、三條君」
「今回の被害は?」
「詳しいことは報告待ちです。民間の人的被害にも、死者は出ていないと思われるわ」
「物的被害は、責任持てませんから」
「えぇ。貴方だけに押し付けるつもりはないわ」
「帝都では物的被害も最小限に食い止める戦いをしているそうですが、京都では今のような戦い方ですから」
「……何が言いたいの?」
眉をひそめることなく尋ね返したあやめに、三條は額をすべる汗をぬぐった。
「被害も出ずに終結する戦いはない。帝都の人間が忘れていることではないかと」
「……心に留めておくわ」
それきり、あやめは副司令席へ腰を下ろし、早くも送られてくる被害報告の集計に入っていった。
椿も慣れない操舵に苦しんでいるのか、最初こそ由里と一緒に冷やかしに参加していたものの、すでに離脱していた。
結局、由里とかすみの世間話が艦橋を支配することになる。
「かすみさんが霊力持ちなのは知ってましたけど、まさかこれほどとはねぇ」
「だから、京都に欲しいって言うのもわかるだろう?」
汗を拭き終えた三條も、待機席の背もたれに身体を預けて、二人の会話に加わっている。
「だから、私は京都には戻りませんから」
「そうですよ。こんな頼もしいかすみさん、絶対に渡しませんから」
「いや、それだと僕がいつまでも独身なわけで」
にぎやかな艦橋の片隅で、他愛ない話が続けられている。
その会話を一瞬にして止めたのは、マリアの放った一言だった。
「でも、かすみ。何故それだけの力がありながら、風組にいるの?」
マリアの言うように、生身の肉体で降魔を滅したかすみは、華撃団の中でもトップクラスの霊力者だ。
それも、生身での戦闘能力を考えれば、花組の面々よりも上であるかもしれない。
さくらやすみれのような武芸者と正面から戦うことには疑問があるが、少なくともアイリスよりも、余程前線向きではある。
華撃団の主要メンバーは大体霊力を備えているものだが、かすみの配置にはマリアでなくとも疑問を持つだろう。
加山のように、影で最も威力を発揮する才能(タレント)であれば、話も別ではあるが。
「……聞きたいですか?」
「帝都防衛のために、今の壊滅している花組を見れば、新戦力は考えておきたいわ」
世間話をしていたときの表情を少しばかり引き締め、かすみがマリアを見上げる。
再訓練が行われる前には影を潜めるようになっていたマリアの怜悧な視線が、かすみを見返す。
間に挟まれた由里の視線は、ちらちらと二人の表情の間を行き来していた。
「確かに、霊力だけを考えれば、私は花組の皆さんに混じっても遜色が無いそうです」
「そうね。そうでなければ、先程の戦果は考えられないわ」
マリアの相槌に、由里の視線がかすみへと移動する。
「ですが、光武での戦いに私の霊力は向かないんです。私の霊力は、制御を得意としていますから」
「制御?」
かすみの言葉に、マリアの眉間に皺が寄った。
「えぇ。私の霊力は、他の霊力を制御をすることに特化しています。由里は、さっきの合体攻撃、見てたわよね」
「もちろん」
わずかにうつむいたかすみの視線が、マリアから外れ、艦橋の床へと落とされる。
「あれは、三條さんが放った霊力を私が制御する。つまり、二人分の霊力を一番相乗効果が出るように制御したものなの」
「それって、大神さんの霊力特化と同じじゃないですか」
「大神さんのように、何人もの霊力を統べることは無理よ。本当に、波長を制御するだけだから」
「まさか、この翔鯨丸が戦闘している時も……」
「えぇ。機関制御に霊力を使うこともあるわ」
かすみの答えに、由里は思わず翔鯨丸を見回していた。
今まで何気なく使ってきた兵器にも、親友とも言える人間の霊力が作用していた。
そのことだけでも、今まで生きていたことに感謝する気持ちが増していく。
「かすみさん……」
「まぁ、無理な速度を出す時くらいだったけどね」
「それでも、凄いことじゃないですか」
「そうかもしれないわね」
そう区切っておいて、かすみが再び視線をマリアへと向ける。
「ただ、私の霊力は制御に長けていても、攻撃には向かないんです」
「じゃあ、今の降魔三体の撃退はどう考えればいいの?」
「簡単です。降魔の存在自体が、自然の摂理に反するもの。自然の霊力を制御してやれば、降魔という澱みは消えます」
「それじゃあ、貴方があの土地の霊力の流れを制御しただけで、降魔は消え去ったと言うの?」
「そういうことになりますね」
長くしゃべったせいか、大きく息を吐いたかすみに代わり、三條がマリアの視線を引き継ぐ。
「京都では悪魔調伏の考え方として、古くからある考えです」
「鳥組の京都防衛は、いつもこのようにしていらっしゃるのですか?」
三條はマリアが鳥組の詳しい活動内容を知っていることにやや躊躇いを見せたが、曖昧にすることなく頷いた。
「もっとも、かすみのような霊力者が数多くいるわけじゃない。それに、こちらの降魔も、京都に出ることはないですが」
そう言って、三條は表情を歪めたかすみの足元にしゃがみこむ。
気を抜いたせいか、かすみの意識に足首の怪我が大きくなったようだった。
「大丈夫かな」
「ズキズキしているから、大丈夫だと思いますけど」
「痛み止めの麻酔でもあるだろう。榊原君、救急箱は?」
「はい、取って来ます」
「じゃあ、僕はその間、君の代わりを務めておこう」
「お願いします」
そう言って由里が艦橋を出て行き、三條も由里の席へと移動した。
後に残された二人は、どちらからともなく視線を合わせると、静かに笑いあった。
「これ以上、貴方には迷惑をかけられないわね」
「お互い様ですよ。マリアさんがいなかったら、私も今日限りの命だったかもしれません」
「そう言ってもらえると、助かるわ」
「いつもだってそうですよ。花は風がなければ遠くまで栄えることはできないし、風も花があるから意味をもって吹けるんです」
そう言って微笑むかすみに、マリアは黙って手を差し出した。
お互いに握り合った手は、初めて交わされたもの。
踏みにじられた花は、風に守られて、新たな芽生えの時を迎えていた。

<空白を埋める者 終わり>


焦点距離内側の後書き

皆様、お久しぶりでございます。
昨年一年、何をしてきたのかを深く反省している小田原峻祐です。

「それって貴重な個性かも!?」に投稿させていただいて、早2年目。
今回もサクラ大戦で書かせていただきました。

「熱き血潮に」を購入して以来、ずっと練り続けてきた作品でした。
お正月、花組の再訓練しているときは、誰が帝都を守っていたんだろう。
やっぱり、日頃は花組の陰に隠れている人達の踏ん張りしかないだろう。
花鳥風月+夢。花が駄目なら、鳥風月しかないでしょう。
でも、以前投稿した紅蘭の時よりも、オリキャラが出張りすぎたかも…。

今回のコンセプトは、戦闘シーンです。
いつもはあっさり光武で倒しているけど、生身だとこれだけ辛いんだってことを言いたかったので。 

そして、主人公は藤井かすみ。
事務処理の達人や、単に霊力持ちだから風組になっているわけじゃない。
彼女を深く掘り下げてみようということで、今回のような設定になりました。
帝劇三人娘と言って一括りにするには、彼女達は惜しいキャラクターですから。

ただ、かすみはどうも受動的と言うか、他人が居て、初めて輝くような気がします。
起承転結で言うと、“起”をおこしづらいキャラクター。
主人公にはなれないけど、主人公より安定しているキャラクター。
スポットライトを当てようとしたけれど、やっぱり舞台の左端に居たほうが目立つキャラクター。

かすみ単独だと、休日ネタしか出なかったし。
それだと、年寄りくさくなっちゃうし、無理に若々しくするとかすみじゃないし。

この辺で勘弁してください…。

小田原峻祐さん。有難うございましたm(_ _)m。
最初に断わっておきますが、基本舞台設定は「熱き血潮に」バージョンだそうです。だから大神とマリアが別行動なのです。
「熱き血潮に」は、従来のものと比べて結構なアレンジがなされているので、注意が必要です(管理人もツッコミ入れた1人です)。

生身で降魔と戦うのは大変だと、ゲーム・ノベライズ中でも語られております。明らかに「戦士」でない人達が戦うとなれば――その大変さは自ずと明らか。
今回登場のオリキャラさんとかすみさん。確かに強いなーとお思いでしょうが、どんなに強力でも「術士」だけでは大した事はできません。人間であれ非人間の存在であれ、人間が戦うには肉弾戦が一番効果があるのですから。2人ともそっちには特化してなさそうですし。

ゲームではサラッと流してしまった部分をこうして補完する。二次作品の醍醐味ですな。
――管理人より。


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