トガった彼女をブン回せっ！

昭士がムータの力で変身したor異世界オルトラでの姿だが、服装以外変化がない。
筋力より技を多用する軽戦士だが、通常の人間よりは筋力があるので、素手でもケンカ程度なら遅れを取る事はなく、武器の為かその戦法は至って直線的で力任せ。
変身前と違いドモる事はなく、あまり言葉を選ばず饒舌にポンポン喋るものの物事にとりくむテンションはだいたい低め。

いぶきがムータの力で変身させられたor異世界オルトラでの姿。昭士だけはこの重量を無視して振り回す事ができる。
飾り気のない直線的なデザインかつ鋭角的でノコギリのような刃を持つ「一応」大剣。柄には両腕を広げた裸婦像（上半身）が浮き彫りにされている、敵に効果的なダメージを与えられる唯一の武器。
物理的な力では壊れるどころか傷一つつかないが、変身している間も五感と刺々しい性格は健在なので振り回すと目を回し、叩きつけられれば痛がる。自分で動く事はできないが、昭士達に協力する意志はカケラもない。

スオーラがムータの力で変身したor昭士達の世界での姿。背も伸びてスタイルもグッと良くなったが内面は全く変化がない。
体内から取り出した専用の分厚い本からページを切り取り、それを宙に投げると様々な魔法が発動する。変身している間はどんなケガをしても時間が経てば自然治癒してしまう。

ジュンの昭士達の世界での姿。彼女だけはムータの力で変身する訳ではない。
マーノ・シニストラとは、オルトラ世界の攻撃を受けるための「盾として使う」刃幅の広い防御用の短剣の事。彼女は柄のない刀身に変身する。刃が付いていないので攻撃力は皆無に等しいが、相手の攻撃を受けるのに使うと、あらゆる攻撃を無傷無衝撃で受け止め切ってしまう。
短剣になっても彼女の意志はあるが、言葉遣いがガラリと変わって花魁調になる。五感もあるが彼女本人の防御力が高いので痛がる事はまずない。

益子美和の本名。異世界オルトラはサッビアレーナ国の伝説にある盗賊団・マージコ盗賊団最後の団長。事故で時代と世界を越えて日本にやってくる。益子美和の名は本名をもじったもの。
ムータを使って盗賊能力の強化、変身、世界を行き来したりできるが、特異な体質の為か内面も外見も全く変化しない。それゆえ他の二人ほど超人的な能力を発揮できない事と影に徹するという盗賊のポリシーからか、表立って手伝う事は少ない。

異世界オルトラはサッビアレーナ国に古くから伝わる精霊。この国の伝説にある盗賊団・マージコ盗賊団に属していた。昭士の世界では男性体と女性体の二体に分離し、電脳世界の中に住むようになる。
男性体は昭士、女性体はスオーラの携帯にいる事が多いが、携帯の外に出る事ももちろんできる。性格や能力の変化はないし、分離しても記憶は共有している。

オルトラ世界では女性になってしまうが内面上の変化がほとんどないので中性的だが品に欠ける中年とみられている。
保安官だった頃の銃と馬の扱いは変わらないが、エッセとの戦いではムータが変形したクロスボウを駆使して戦うものの決定打に欠ける。
オルトラ世界の言葉は話せるが、訛りがひどく非常に聞き取りにくい。

時として人間であるガン＝スミスの心を読むかのような頭の良さを見せるが、乗用馬としては性質も能力も本当に一般的なレベルである。
エッセによって金属の像から回復してからは、ガン＝スミスのムータの力によってペガサスに変身する事ができる。