同人業界(?)替歌集 第参弾

「仮装−masquerade」(1997/10/12)
奥井雅美 「輪舞-revolution」より

潔く カッコよく 身につけよう… (It's just long long time)
たとえ今日も終わり間際になっても (Let's go a way)
Take my masquerade

光差す空間(space) 手と手を組み 歩き回ること夢見てた
もう コスプレ(これ)は二度としないよって
そんな強い考えを ガラリと変え
今じゃこんなにたくましい私達の
Life style, everyday…everytime (everytime)

頬を寄せ合って うつる写真の笑顔に
少しの疲れを詰め込んで (Yes masquerade)
潔く カッコよく 次回からは 誰もが振り向く女になる
たとえ今日も終わり間際になっても 行動はずっと一緒に

服は業者でも作ってるって 知っているけど
コレは自分で作るの? T.V.で言ってた

無秩序で…無関心きりがないね
オタクがみんなそうだと思われるのは
feel so bad ! どうしょうもないじゃない (I'll feel so bad)

でもね私達 コスプレの事
何より大切にしてる きっと自分よりも (Yes masquerade)

服を着て けなされて 傷ついても コスパにもがむしゃらに出るし
自分の居場所 存在価値は失くせない 自分を飾るために

I'll go my way 戻れない それぞれの 服を作る時が来る前に
こんなにも こんなにも ハマってるキャラを…見つけだすよ…

Take my masquerade 身につけよう
コスパにもがむしゃらに出るし
自分の居場所 存在価値を見つけたい さっきまでの衣装を
潔く 脱ぎ捨てる すぐ着替える コンサートの歌手のように
たとえ今日も終わり間際になっても 私は衣装を変える

(Yes masquerade. Yes masquerade. Yes masquerade. Yes masquerade.
Take so bad it)

「少女革命ウテナ」OPです。
管理人はコスプレダンパには行かないので、周囲の意見から想像して作りました。でも、評判は上場。かなり不思議がられました。
「masquerade」は元々「仮面舞踏会」の意味なんですけどね。



「有明行進曲」(1997/03/30)
松坂慶子・風間杜夫・平田満 「蒲田行進曲」より

巨大ホール オタクの聖地 コミケの天地
コスプレ姿 汗の匂い あふるる処
カメラの目に映る 仮染めのキャラにさえ
青春もゆる 命をけずる コミケの天地

胸を去らぬ想い出ゆかし コミケの世界
飲食店と大手サークル 微笑む処
瞳の奥深く 焼付けた面影の
消えて結ぶ 幻の国 コミケの世界

夏の有明 風吹く有明 コミケの都
紙に描く白日の夢 あふるる処
ラフ画のスケブさえ とこしえの憧れに
生くる有明 若き有明 コミケの都

名画「蒲田行進曲」の主題歌です。管理人はもちろん見てます(ケーブルで、ですけど)。
これに関しては殆ど脚色してません。良く聞こえる表現はしてますけど、ホントにこんな感じです。



「同人行進曲」
軍歌 「軍艦行進曲(軍艦マーチ)」より

受けでも攻めでも 執筆の
浮かべる案ぞ 頼みなる
浮かべる其の案 有明の
総ての客に 受けるべし
周りの其の本 有明に
仇なす物に ならぬよに

少女の姿は 諸々の
目当てとばかり 靡(なび)くなり
胸打つ響(ひびき)は 快楽の
声かとばかり どよむなり
世間の偏見 乗り越えて
総ての冊子 買いつくせ

行進曲が続きます。これは、歌は知らなくても曲は知ってる方は多い事でしょう。一昔二昔前のパチンコ屋のBGMといえばコレでしたから。



「色ラベル(いろつき)がまた輝くとき」(1998/06/21)
高橋ひろ 「太陽がまた輝くとき」より

落選通知(てがみ)が届いたら 封を切らずに
そっとしまっておいて 時がたてば
僕の今の気持ちきっと癒えるはずさ 最初で最後のお願い
開き直れるほど 強くもなくて
ひたむきに一途に グチ言い合ったね
初日がせまる頃 忘れ去って落選(これ)
申し込み用紙を押さえに駆け出すよ

中にカットが また載らずに 抽選漏れてるみんなが
それでも色ラベル(いろつき)信じてる
変わるジャンル にじむインク
やわな生き様じゃとても 絵にはならないね

ホワイト塗った上に えがく感じ
そんな忙しさに あふれた日々
でも振り向かないで 君が決めた道は
君しか知らない未来に続いてる

忘れないで 忘れてくれ
今もコミケの思いは 嵐が逆巻く夜の海
独り泣いて それも慣れた
がんばるみんなの支えは “希望”の二文字さ

スタッフさんにはいつも怒ってしまうけど
本当は誰もが伝えたい心の声よ 今こそ届け

中にカットが また載らずに 抽選漏れてるみんなが
それでも色ラベル(いろつき)信じてる
変わるジャンル にじむインク
やわな生き様じゃとても 絵にはならないね

忘れないで 忘れてくれ
今もコミケの思いは 嵐が逆巻く夜の海
独り泣いて それも慣れた
がんばるみんなの支えは “希望”の二文字さ

「幽遊白書」の何代目かのED曲です。すっごく良い曲です。原曲は。
しかし、コミケの抽選率は落ちてるなぁ。それだけ応募サークルが多いんですけどね。



「良心(こころ)のこり」(1998/06/21)
細川たかし 「心のこり」より

私バカよね おバカさんよね
うしろ指うしろ指 さされても
新刊(ほん)のGETに命をかけて
耐えてきたのよ今日まで
秋風が吹く港の町を
船が出てゆくように
私もそこへ行くわ 明日の朝早く

私バカよね おバカさんよね
大切な大切な休日を
疲れる事と知っていながら
行ってしまったあそこに
秋風の中枯葉がひとつ
枝をはなれるように
私もそこへ行くわ カタギのふりして

私バカよね おバカさんよね
あきらめがあきらめが 悪いのね
一度買えない本は二度と
はいらないのよこの手に
秋風が吹くつめたい空に
鳥が飛びたつように
私もそこへ行くわ 一人泣きながら

出だしのフレーズで作る決意をしました。だって……バカだから(これだけかい!!!)。



「個人(シングル)サークル」(1998/06/21)
シャ乱Q 「シングルベッド」より

流行(はやり)のモノもわからなくて ダサイはずのこの俺
同人離れ 一年が過ぎ いい大人になったつもりが

それでもこの年齢(とし)まで俺が 育てたオタクの心は
おシャレをしても 車替えても 結局変化もないまま

早く忘れるはずの 同人生活を あの時のメロディーが思い出させる

個人(シングル)サークルで夢と二人描(か)いてた頃
くだらない事だって 本気で笑えたね
今夜の風の香りは あの頃と同じで
別のジャンルが出来りゃ やめてないのに

寄り道みたいな始まりが 二年も続いたジャンルさ
初めて二人描(か)いた夜 ほら 俺の方が震えてたね

客は石ころよりも あふれてると思ってた
なのにダイヤモンドより 見つけられない

個人(シングル)サークルで二年 カップリング(しゅみ)を聞かれた頃
どっちが「攻め」にふさわしい キャラか賭けてた

あの頃にもどれるなら 二人を離さない

個人(シングル)サークルで夢と二人描(か)いてた頃
くだらない事だって 本気で笑えたね
今夜の海の香りは あの頃と同じで
別のジャンルが出来りゃ あぁ やめてないのに

文句なく「シャ乱Q」の名曲でしょう。この曲にはモデルになったサークルの方がいます。名前は伏せますけど。
その方がやっていたのが「某有名美少女戦士」なのです。詳しい方ならコレで判るでしょう。



「恋の1,000,000 SELLER ゲーム」(1998/06/21)
すかんち 「恋の1,000,000$マン」より

裏切られても 裏切られても ちゃんと待っててよ
百万本をめざしてるから きっと好きになる

理想の女神のように見えた アレは 二次元美少女(ツーディーガール)
天にも昇る気分 僕をあやつる魔術師

素敵なゲームでしょ? 私知ってるわ 生まれついてのミーハーね
ダーリン ダーリン ダーリン

裏切られても 裏切られても ちゃんと待っててよ
雑誌の記事で気に入ったから きっと好きになる

素敵なLADY 総てのLADY 僕を待っててよ
完全制覇をめざしてるから 出会いはもうすぐ

ミリオンセラーの微笑みを持つ 気さくなアレは二次元美少女(ツーディーガール)
ココロの中に OH 自分のプロマイド残して

会った日にはモーションで 次の日はランナウェイ
本命一人にしぼれない もう気が許せないわ

素敵なゲームでしょ? みんな知ってるわ 生まれついてのミーハーね
ダーリン ダーリン ダーリン
好きなのはマニアだけよ

裏切られても 裏切られても ちゃんと待っててよ
百万本をめざしてるから きっと好きになる

素敵なLADY 総てのLADY 僕を待っててよ
完全制覇をめざしてるから 出会いはもうすぐ

裏切られても 裏切られても ちゃんと待っててよ
雑誌の記事で言っていたから 出るのはもうすぐ

最近はどこもかしこも「恋愛要素入り」のゲームが増えました。ちょうどコレを作った頃に「サクラ大戦2」が出てたので、それに触発されて作りました。
「本命一人にしぼれない もう気が許せないわ」に管理人の気持ちが集約されています。



「Hello, Again〜昔からあるスペース〜」(1998/06/21)
MY LITTLE LOVER 「Hello, Again〜昔からある場所〜」より

いつも 君と 待ち続けた晴海は 何も言わず 通り過ぎた
人は有明に なぜ急ぐ 自分の プライドと金を持ち込んで

やめないことを 誓ったまま 時は過ぎ
荒む心に 気が付かずに 僕は一人になった

「混雑の中で きっとみんなは 通ってくれる」
君の声が 今も胸に響くよ それは煩悩(あい)が囁く訳
君は少し泣いた? あの時知らなかった

自分の限界が どこまでかを知るために 僕は来ている訳じゃない

だけど 新しいジャンルを見て 会場(ここ)に来れば
人の彼方にちゃんと“ホン”を感じられる

僕はこの手伸ばして 前に進み 汗に耐えて
買って行こう どこかでまた出会うよ
遠い昔からあるサークル(ばしょ)
夜の間でさえ 会場(そこ)にあせって行く

人は やがて 集まっていた

「混雑の中で きっとみんなは 通ってくれる」
君の声が 今も胸に響くよ それは煩悩(あい)が囁く訳
君は少し泣いた? あの時知らなかった

Hello, Again a feeling heart. Hello, Again my old dear space.
Hello, Again a feeling heart. Hello, Again my old dear space.

その昔コミックマーケット会場だった晴海見本市会場は、今カー用品ショップ&ゲームセンター。久し振りに晴海に立ち寄ってみた時に思いつきました。やはり、まだ5年しか経ってないのに随分と懐かしさが込み上げたものです。



「Freak」(1998/06/21)
MY LITTLE LOVER 「FREE」より

雑誌も読まない あたしでも 毎日TVみたり 毎週イベント来たり
すればわかる 現在(いま)のハヤリ

“さがしものは見つかったの”
誰かの声がしたり 誰かに問いかけたり 時々する 寂しくなる

会場(そこ)はまるで 巨大な迷路 コミケのせいで 空っぽになった心に
力をあたえて そして

自分のスタイルをもって 得意のスマイルいかして コミケにきてる私は Freak
大手サークルっぽい新刊 いっぱい並べてもおいて 一晩中読み続けても Freak

“気に入ったサークルないの” なんてあたりまえのセリフ
絶対ごまかされない 飽きただけの言い訳でしょ

会場(そこ)はまるで 巨大な迷路 コミケのせいで 複雑になった心を
だんだん解いてく だけど

新ジャンルにはまって 購入計画もねって 計画だおれになるのも Freak
どっかでチュウイもされて 適当なあいづちうって 成り行きに任せるのも Freak

セルフコントロールして ツテとかなんかすがって 求める一人よがりの Freak
でも本当は知ってるの 前から分かってたの コミケにこなけりゃ タダの Freak
AH- 神様 未来は何処にあるの

好きなだけ買いしめて 欲しいだけ求め続けて 規則とか制限とかなくなるのがいい

自分のスタイルをもって 得意のスマイルいかして コミケにきてる私は Freak
大手サークルっぽい新刊 いっぱい並べてもおいて 一晩中読み続けても Freak

アニメ業界の行く先も ゲーム全体の終点も どこまでたどり着けるかも Freak
LALALALA って夜中に 一人鼻歌して コミケのことを想い出す Freak
AH- 神様 次回は何処へゆくの

Freakというのは「気紛れ」「移り気」「奇形」なんて意味の単語です。今では「マニアック」のような意味にもとられますけど。
結構ゴロ合わせに苦労した覚えがあります。



「WHITE RETOUCH」(1998/06/21)
T.M.Revolution 「WHITE BREATH」より

眠たそうな 時間に君は 何を どーこー云うの?
そんなん どーだっていいから 眠いせいにして 諦めちゃおう

インクを買い忘れ 締切日もド忘れで 緊張した時間に アタマ痛めてる
18歳未満(オコサマ)厳禁で 見られる本の中身は
大事なトコに来て モザイクがかかる

ウカツな僕の せつなさを原稿(ココ)に描かせて

眠たそうな 時間に君は 何を どーこー云うの?
そんなん どーだっていいから 眠いせいにして 諦めちゃおう

嫌がるフリしても 気がつきゃノッてるんでしょ
タイトロープの上 足元ご注意
釣りの準備ぐらい キチンとしとかなきゃなんて
バカ売れした事も ロクにない癖に

ヌードの表紙を 見せられる強さください

他みたく 寝台(ベッド)にふたり・・・
妄想を 膨らませ
そーすりゃ 設定四の五の 追求しなくても 描き上がるでしょう

こんなサムイ 時代に僕が 何を どーこーできる
そんなん どーだっていいよと 云えない君と サークル続けるけど

わがままも 云えそうな夜は TELが 手伝い呼ぶの?
まして なんも出来ずに わめく僕だから 諦めさせて

コレは作ったのが早かったです。CD発売前にTVで聞いて、「コレは使える!」と思って即制作。でも、収録は半年先になってしまいました(X_X)。コレも結構ウケが良かったな。


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