「Baskerville FAN-TAIL the 11th.」 VS. Ghosha
「う〜〜〜〜ん」
自分の部屋のベッドに寝そべって、何やら雑誌を見ながら考え込んでいるグライダ・バンビール。
その眼は非常に真剣である。
自称・美少女剣士の彼女。戦いの時にもこんな真剣な表情をする事は希であろう。
「おねーサマ」
そのグライダの形のぬいぐるみを抱えて彼女のもとにひょこひょことやってきたのは双子の妹のセリファ・バンビールである。
もっとも、事情があってその外見は十才そこそこにしか見えないし、思考パターンも幼稚園児並み。
それでも「学力」という意味なら頭は良く、魔術教員採用試験の受験資格持ちだというから世の中分からない。
「これからセリファお出かけしてくるね。お昼ごはんはいらないから」
いつものようにぬいぐるみをぎゅっと抱きしめ、ニコニコ顔でいる。その光景にさすがに慣れたグライダは、
「ん。気をつけるのよ。変な人にはついて行かないように」
と、そっけなく返す。
「はーい」
そう答えると、やってきた時と同じようにひょこひょこと去っていく。
ドアがばたんと閉まると、グライダはもう一度雑誌に視線を戻した。
「……やっぱり難しいわ。今回のクロスワードパズル」
実際難しかったのだが、落ち着けずに解けない原因は他にあった。
雑誌をぱたんと閉じると、ベッドに放ってから、彼女も部屋を出ていった。


世界で最も不可思議な港町として名高いこのシャーケン。
ここにも、朝はきちんとやってくる。
同時に、面倒な騒動までやってくる。
平穏な日は、一日としてなかった。
この広い町のどこかで、必ず誰かがはた迷惑な騒動を引き起こし、巻き込まれるのだ。
だからこそ、ここへ来れば——どんな職種であれ——仕事にあぶれることはない、とまで云われている。


グライダのぬいぐるみを抱えたままセリファがやってきたのは、家からずいぶん離れた町外れの森だった。
別に物騒な森ではないのだが、一応「立ち入りには注意」となっている。
セリファは辺りを伺うと、トコトコと道を外れて森の奥に入って行った。
別に道がないというだけで、歩くのに苦労する訳ではない。少し進むと目的の場所に着いた。
そこは、ほんの十メートル四方ほどだけ開かれていた。中央に焚火の跡があり、そばの木にはボロボロのサンドバッグがぶら下がり、その脇に小さなテント。
そのテントには誰もおらず、辺りに人影はない。この持ち主は現在留守のようだった。
しばらく待とうと決めた時、セリファの後ろで誰かが草を踏む音がした。
「お嬢ちゃん。また来てたのか」
そばの川で捕まえたらしい魚を無造作に掴んだまま、警戒した様子もなくその男が口を開いた。
明らかに武闘家の道着と分かる少々薄汚れた服。全体的にがっしりとした体格だがやや細み。そして眼が細く小さい。短い髪を黄色に染め、意外と若い。
そのため外見の迫力には欠けるが、それでこの男の実力を図った者は間違いなく負けるであろう。その男はセリファの前にしゃがみこむと、
「飽きもせずによく来るな。お家の人は心配してないのか?」
「ちゃんとおねーサマに『お出かけしてくる』って言ってきたもん」
セリファの方も男を見上げると、手に持っていたスーパーのビニール袋を見せる。
「ねーねーゴーシャおじちゃん。また教えてくれる?」
セリファがニコニコ笑顔のまま言ったが、ゴーシャの方は心の中で「まだ二十歳前なんだがな」と苦笑していた。


セリファが「ゴーシャおじちゃん」と呼んだ男と出会ったのは一月ほど前になる。
森の中に木の実を拾いに来たセリファが野生動物に襲われそうになったところを助けたのだ。
襲われた時にセリファは持ってきていたお弁当を無くしてしまい、彼の食事を分けてもらったりもした。その時に、彼にセリファが頼んだのだ。
「強くなって、おねーサマをびっくりさせたいの。ぶじゅつを教えて」と。
普通の大人なら一笑に伏して追い返すところだが、彼は引き受けたのだ。
それから何日かに一度、本当にこうして来るようになったという訳である。
セリファは彼のテントの中に入り、しばらくしてTシャツにスパッツという格好に着替えて出てきた。
「……始めるぞ」
それまで無骨な優しさを見せていた表情がすっと引きしまる。セリファも真剣な顔で彼を見上げている。
男は目を閉じてそのまま立っている。自然体のままの「無形(むぎょう)」という構えだ。セリファも彼のとなりに同じようにして立つ。
二人は大きくゆっくり深呼吸をしていた。
いくら武術を教えるといっても、はっきり言って体格的にも体力的にも普通より劣るセリファに、いきなり技を教えるほど常識がない訳ではない。
強力な技ほど強靱な体を作って反動に備えなければならないのだ。それは、魔術にも通じる部分である。それを知ってか知らずか、ただ立っているだけなのにセリファは真剣だ。
まず落ち着く事。そして集中する事。それが肝心だとゴーシャはいつも言っている。
武術全般に言える事だが、体内にある「気」が基本なのである。その「気」が技や動きにも多大な影響を与える。落ち着く事は「気」を体内に集め、満たす事でもあるのだ。
「気」は生命力に直結し「魔力」は精神力に直結した力。全く違う物であるが、その使用方法は案外似ている。
目に見えないので分かりにくいのだが、生命ある者であれば誰しもが「気」を持っている。それに比べて「魔力」の方は限られた者しか持っていない。
魔界の住人は生まれながらに「使う」事ができるが、人界の人間達はそういう訳にはいかないだけだ。閑話休題。
そうしてゆっくりと十分ほど深呼吸をしていたろうか。ゴーシャはゆっくりと眼を開け、
「では、いくぞ」
腰を落とし、そのまま素早く右拳を前に突き出す。常人には分からぬ最低限の動きだ。セリファもワンテンポ遅れて同じようにやるが、まだまだスピードに欠けていてとても突きには見えない。
それでも構わずにゴーシャは一定のリズムで、腰を落としたまま何度も突きを繰り出す。セリファも何とか彼についていこうとするが、やはり無理だ。
ただ突きを繰り出しているだけなのに、もうセリファの息が上がってきている。腕の動きも緩慢になり、満足に腕を突き出せてすらいない。それを見た彼は、
「休憩にしよう」
そう言って止めさせた。それを聞いたセリファはその場にペタンとしゃがみこみ、ぼーっとした表情のまま肩で息をしている。
ゴーシャはセリファの持ってきたスーパーのビニール袋からバナナを出し、一本をセリファに放る。
バナナは彼女のももに落ちたが、セリファの腕は麻痺したかのようにしびれ、とても動かす事ができないでいた。
しかたなく彼はそのままセリファを木のそばまで運び、木に背をもたれさせると、彼女の荷物からグライダのぬいぐるみを持ってきてやり、彼女の上にそっと置く。
そうしているうちにセリファは眠ってしまったらしく、すうすうと規則正しい寝息を立てている。そこで初めてゴーシャは「何もない空間に」声をかけた。
「……そこのご婦人。さっきから見ているようだが、この子が心配かね?」
彼は何もないところをじっと見ている。すると、その何もなかった筈の場所から、すっと一人の人間が姿を現した。
全身を覆う金属のような光沢を放つマント。ウェーブのかかった腰まである赤い髪。美しいが冷たい印象のある表情。そのまま彼女はセリファのそばにしゃがみ、さらさらと髪を撫でている。
「ま、一応は保護者ですから」
「コーラン殿……ですな」
名乗ってもいないのに自分の名前を呼ばれた事に疑問も抱かずに、コーランは彼を見た。
「ええ。いつもこの子がお世話になってます。ゴーシャ・スーシャさん」
これには男の方が驚いた。確かにセリファといろいろ話はしたから、名前を聞いていても不思議ではない。だが男の方はセリファにもフルネームは名乗っていないのだ。
「お姉さんのスーシャさんとは何度か会っていますから。気配がとても良く似ていたので。姉弟だからでしょうね」
コーランはそう言うとニコリと笑った。
「なるほど。姉にあった事があるのですか」
ゴーシャは、今度はサンドバッグに向かい打ち込みを始めた。その光景をずっとコーランは見ている。
「別にこんなとこでこんな風に修業しなくてもいいと思うんですけど」
「そうもいかん」
コーランの呟きに彼は真剣な顔で答えると、
「武闘家にとって日々の鍛練は一般人の食事や睡眠と同じ事だ」
「……ごもっとも」
こうした実力の向上に近道はない。一歩一歩の積み重ねが強い心身を作るのだ。
しかし、コーランの一番身近な「武闘家」はそんなイメージなど全くないが。
「もうすぐ戦うんですってね、バーナムと。スーシャさんが言ってましたよ」
「そうですか……」
そう言った時も彼は打ち込みを続けていた。
「あなたも『四霊獣の拳』の使い手なのかしら?」
「ああ」
別に隠そうともせずにゴーシャは答えた。
「確かバーナムは『龍』で、スーシャさんは『鳳』。あなたは……」
「『虎』だ」
彼女の知識が確かならば「龍」「鳳」「虎」それに「亀」といえば世界の四方守護と四大精霊を司る者達の事である。
東の守り・水神龍王(すいじんりゅうおう)。
南の守り・炎神鳳王(えんじんほうおう)。
西の守り・風神虎王(ふうじんとらおう)。
北の守り・地神蛇亀王(ちしんじゃきおう)。
の四柱の神の事だ。
名前や姿形は地方によって変われども、役割は共通だ。いわば『四霊獣の拳』は神の力を人が使う技なのだ。
彼は「仕上げだ」とばかりに一旦間合いをとると、地を蹴って一気に加速し、サンドバッグに密着。
その途端、ズバンと重い音がしたかと思いきや、サンドバッグはぶら下げていた枝を一瞬でへし折って、天高く舞い上がった。
コーランがその威力に驚く中、彼は淡々と戻ってきた。
「それにしても、術士であるこの子に、何故武術を学ばせる?」
ゴーシャが前から考えていた疑問を口にした。
何度か接するうちに、彼女自身にとてつもない魔力が宿っている事をゴーシャは見抜いていた。しかし、それはあくまで天性の物。磨いた物では決してない。
「……理由はこの子に聞いて。私はこの子が『自分からやろうと思った事』には口出ししない主義だから」
そう言ったものの、セリファが自分を鍛える事自体は彼女も大賛成だ。
セリファに宿る「ほぼ」無限の魔力。それを制するにはやはり丈夫な心身が必要なのだから。
「体を鍛える程度なら何の問題もないわ」
コーランはそう言うと、
「それじゃ、宜しくお願いします、先生」
後ろを向いたまま手を振り、そのまま姿を消した。


その頃、もう一人の「四霊獣の拳」の使い手バーナム・ガラモンドは、河のそばで目を閉じて横になっていた。だが、人の接近を感じてゆっくりと目を開ける。
「……グライダか」
彼のそばに立っていたのはグライダだ。特に何も持っていない。
「クーパーが……ここにいるって言ってたから」
いつもは気の強い言動の彼女も、なぜかおとなしいというか、どこかしおらしい。
「あのチャンバラ神父。どこで人のやる事覗いてやがんだ」
悪態ついて立ち上がると、河の水で顔を洗う。とりあえずさっぱりとしたようで、着ているシャツで顔を拭いた。
「あんたは目立つのよ。あたしが聞いたのはクーパーだけど、クーパーは別な人から聞いたみたいだから」
ボサボサの髪に袖を切ったシャツにゆったりとしたズボン。よく見れば道着のものに見えなくもないが、全部黒づくめというのは珍しいだろう。
「明日なんでしょ……」
「ん。ああ。何とかなんだろ」
バーナムは別になんという事はない、といった風情で再び寝転がる。その仕種に、
「あたしはよく知らないけど、いわゆる一世一代の大舞台ってヤツなんでしょ? どうしてそんなにのんびりしてられるのよ」
呆れた口調で、寝転がったバーナムの頭をこつんと蹴る。
「焦ったって勝てる訳ねぇだろ」
投げやりな口調ではあるが、一理ある。そう思って黙り込んだグライダは、彼の隣に座る。
「みんな心配してるよ。あんた武闘家のくせに修行らしい修行した事ないでしょ?」
確かに隠れてやっている様子も見られないのだ。これでは誰もが不安になるだろう。
「なるようにならぁな。お前が心配するようなこっちゃねーよ」
「べ、別に心配なんてしてないわよ。顔見知りが死んだら寝覚めが悪いし、その、ホントに、それだけだってば」
その言葉にグライダが、少し照れたような、怒ったような、そんな顔でふい、とそっぽを向いた。


神父オニックス・クーパーブラック。通称クーパーは、自分の教会に客を迎えていた。
一人はロボットであるシャドウ。もう一人は、これまた「四霊獣の拳」の使い手であるスーシャ・スーシャである。
黒い包帯を巻いて左目を隠したいつもの表情。クーパーは、そんなスーシャから事情を聞いて少し考え込んでいた。
「なるほど。学び始めてから十五年目に『試練』が待っているんですか」
「はい。神父様。我々『四霊獣の拳』の使い手は、学び初めて十年経つと独学で修業を始めるのです。この時、多くの人は村を出て行きます。バーナム様もその一人です」
出て行った時を思い出してか、彼女は一瞬黙り込んだ。
「これは武者修行はもちろんですが、閉ざされた村に新たなる『技』を取り入れる為でもあります」
スーシャは、自分がたどってきた道を回り道とオーバーアクションを交えて切々と語り出す。
スーシャ達の村は「隠れ里」という程ではないが、へんぴな場所にあるため、他の村との交流がほとんどない。
そのため、村全体が一つの「家族」のような連帯感に包まれている。
へんぴな場所に村があるのは、誰が編み出したのかも分からないこの「四霊獣の拳」の威力を恐れての事だった。
四方守護の神とその霊獣の力を人間が使う、いわば人智を超えた荒技。技はもちろん使う側の精神面も鍛えに鍛え抜かねば、時の権力者に利用されるか、ただの殺戮者にしかならないからだ。
もっとも、型や小技はともかく四霊獣の拳の特徴である「気」を使った技は限られた人間にしか使えないのであるが。
「その五年の間に新しい『技』とやらを開発して相手と戦え、という事になるのか?」
シャドウがそう問うとスーシャはうなづく。
「四霊獣というくらいですから、技は気の吸収の『龍』。気の集中の『鳳』。気の放出の『虎』。気の制御の『亀』の四系統に分けられます。それを基本に技を編み出すんです」
喋り続けて喉が乾いたのか、出されたお茶を一口飲んで、彼女は続ける。
「基本的に龍の拳は『蹴り技』。鳳の拳は『空を斬る技』。虎の拳は『手技』と『投げ技』。亀の拳は『絞め技』と『極め技』と決まっているんですけどね。確かに例外は多いのですが」
スーシャの説明を聞いたクーパーが尋ねた。
「……技ができなかった場合は?」
「もちろんできなかった場合の方が多いんです。わたくしには分かりかねますが、四霊獣の拳の歴史はかなりありますけど、技を編み出せた方というのはそれほど多くありませんし、わたくしも編み出した訳ではありません」
そこでスーシャは一旦黙る。
「でも、仮に新しい技を編み出したとしたら……無事では済まないでしょう」
いきなり飛び出た言葉にクーパーも身を固くする。その過敏な反応にスーシャも苦笑いし、
「それは大げさですけど、相手の編み出した初めて見る技でこてんぱんにされちゃいますから」
そう言われれば、さしものクーパーも納得する。神父である以上、人の生き死には自然な形の方が良いという考えがある事は確かだ。
「確かに、バーナム様が心配でないかといえば嘘になります。バーナム様と戦うのは弟なので、どちらにも無事でいてほしいです。とても心配です。ですが、これは『四霊獣の拳』の使い手である以上避ける事のできない運命なのです」
いつもながら、かなり芝居がかった調子でクーパーとシャドウに話した。
「その『運命の日』とやらが、明日に迫っている訳だな。全く、同じ技を持つ者がわざわざ戦うというのは良く分からんな」
もしシャドウが人間だったらため息交じりに呟いている事だろう。
己を鍛えるためライバルと戦う。それは分かる。しかし、半分殺し合いのような戦いをして、貴重な技の継承者を減らす事もなかろう、という意味だ。
「シャドウの言いたい事も分かりますが、こういった技という物は、生半可な技量の者に受け継がせる訳にはいかないというのが、こうした武芸の一般的な考えなんですよ」
自身も、神父にありながら剣の一流派の免許皆伝であるクーパーが静かに答えた。
とにかく、彼にできる事は、バーナムの無事を祈る事だけだった。


そして次の日。皆が見守るシャーケンの町の砂浜に、二人の男が立っていた。
バーナムとゴーシャである。
セリファを除く全員は、これから起こるであろう事を予測していた。セリファには「なんでこんな恐い顔で二人が立っているんだろう」程度の事しか頭になかった。
そこへ、一人の人物がやってきた。
小柄な老人だ。杖をつきつつ歩いているが、その身のこなしには微塵も隙がない。もう片方の手にはバーナムやスーシャと同じような水晶玉が握られている。
バーナムとゴーシャ。それにスーシャの三人は、その老人の前に膝をついて畏まった。
老人が、はっきりした口調で言った。
「バーナム。ゴーシャ。お前達の番じゃ。今までの暮らしで得た物総てを出し切ってみせるがよい」
「はっ」
「はいよ」
ゴーシャとバーナムの声が重なる。
「スーシャ。お前はあの者達のところへ」
「はい。お祖父様」
彼の杖を預ったスーシャがクーパー達のところにやってくる。クーパーは、
「あの方が、スーシャさんのお祖父様ですか。バーナムの師匠も、あの方なんですね」
「はい。わたくしには皆様の護衛をするよう申しつけられました」
「護衛?」
「はい。『四霊獣の拳』の使い手同士の戦いです。何が起こっても不思議ではありません。それに、四霊獣の技は同じ四霊獣の技でしか完全には相殺できませんので」
そう言うと、今にも戦いを始めようという二人をじっと見守る。だが、彼女にとっては実の弟と(一方的とはいえ)愛する人の戦い。胸中穏やかである筈がない。
「覚悟はいいな」
師の言葉に二人とも無言でうなづく。
すると、彼が持っていた水晶玉の中に『蛇亀王』を意味する文字<龟>が浮かび上がった。そしてそれは一本の棍と化す。
「この戦いは我が神である地神・蛇亀王と神器ヴァイスラヴァーナ。そして我イボテの名において、最後まで見守ると誓おう」
師匠イボテは出現した棍——神器ヴァイスラヴァーナでバーナムとゴーシャを指す。
「では……始めぇぃ!!」
イボテの鋭い声が砂浜に響いた。

<To Be Continued>


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